夜の港をもっと安全に、港湾物流をもっとクリーンに

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LED高視認性ベストとEV荷役機械がつくる未来の港

夜の港では、私たちが眠っている時間にも物流が動き続けています。

大型コンテナ船から次々と貨物が降ろされ、コンテナトラクター、トップリフター、リーチスタッカー、フォークリフトなどがターミナル内を行き交います。そのすぐ近くでは、多くの作業員が安全確認や車両誘導、荷役作業に従事しています。

株式会社永輝商事では、こうした港湾物流について、「人の安全」と「荷役機械のEV化」、そして「EVを動かすエネルギー」までを一つにつなげて考えることができないか、新たな可能性を検討しています。

※掲載画像は将来構想を表現したイメージです。


夜間の港湾作業で重要になる「人の視認性」

港湾は一般的な道路や工場とは異なり、巨大なコンテナや大型荷役機械が動く特殊な作業環境です。

特に夜間は、照明設備が整っていても、コンテナや大型車両によって死角が生まれたり、遠くにいる作業員の存在を瞬時に把握しにくかったりする場面が考えられます。

そこで重要になるのが、**「作業員がいることを、いかに早く相手に認識してもらうか」**という視点です。

「光る」だけではなく「伝える」LED高視認性ベスト

永輝商事が取り扱うLED高視認性ベストは、背面にLED表示部を備えています。

単に発光して作業員の存在を知らせるだけでなく、

「STOP」
「徐行」
「作業中」
「注意」

など、現場に応じたメッセージを表示できることが大きな特徴です。

夜間には約300m先からの視認を想定しており、大型車両のドライバーなどに対して、作業員の存在とともに注意喚起のメッセージを伝える使い方が考えられます。

もちろん、LED高視認性ベストだけですべての事故を防げるわけではありません。

既存の安全ルール、反射材、港湾照明、誘導員、車両側の安全装置などと組み合わせ、夜間作業の安全対策を補完する一つの手段として活用することが重要です。


港湾荷役機械も「EV」の時代へ

一方、港湾物流ではもう一つ大きな変化が始まっています。

それが港湾荷役機械の電動化です。

将来的には、

  • EVコンテナトラクター
  • EVトップリフター
  • EVリーチスタッカー
  • 電動フォークリフト

など、これまでディーゼルエンジンを中心としてきた大型荷役機械のEV化がさらに進む可能性があります。

港湾荷役機械のEV化は、脱炭素だけでなく、排気ガスや騒音を抑えるという点でも、港湾環境を変えていく可能性を持っています。

しかし、ここで大きな課題があります。

EV荷役機械は、車両を導入するだけでは動かせません。


EVステーションと「港の電力」をどうするか

一般的な乗用EVとは違い、大型の港湾荷役機械には大容量のバッテリーが必要になります。

複数のEVコンテナトラクターやEVトップリフターを同時に充電するようになれば、港湾用EV急速充電ステーションだけでなく、**「その電力をどこから確保するのか」**が重要になります。

例えば、10台、20台とEV荷役機械が増えれば、充電時間をずらすのか、受電設備を増強するのか、蓄電池を利用するのかといった検討が必要です。

そこで永輝商事が注目しているのが、EVと蓄電池、再生可能エネルギーを組み合わせた港湾エネルギーインフラです。


「つくる・ためる・制御する・使う」未来の港

将来的なイメージは非常にシンプルです。

太陽光発電・ペロブスカイト太陽電池

蓄電池(BESS)

EMS(エネルギーマネジメントシステム)

港湾用EV充電ステーション

EVコンテナトラクター・EVトップリフター・EVリーチスタッカー

港で電気を**「つくる」**。

蓄電池に**「ためる」**。

EMSで電力を**「制御する」**。

そしてEV荷役機械で**「使う」**。

こうした仕組みです。

港湾エリアには、大型の物流倉庫や上屋などが数多く存在します。

設置条件が合えば、その屋根に太陽光発電設備を設置し、港湾施設内で使用する電力の一部を生み出すことが考えられます。

さらに将来的には、軽量・薄型という特徴を持つペロブスカイト太陽電池についても、従来型太陽光パネルでは設置条件が合わなかった屋根や壁面などへの活用可能性があります。

ただし、港湾全体や大型EV荷役機械の電力を再生可能エネルギーだけで賄えるとは限りません。

系統電力を基本としながら、太陽光、蓄電池、EMSなどを組み合わせ、港全体の電力をどう効率よく使うかという視点が重要になります。


蓄電池がEV化を支える可能性

港湾のEV化では、蓄電池(BESS)も重要な設備になる可能性があります。

例えばEV荷役機械の充電が特定の時間帯に集中すると、大きな電力需要が発生します。

蓄電池にあらかじめ電力を蓄え、必要な時間帯に放電することで、電力ピークを抑える仕組みも考えられます。

さらにEMSと組み合わせれば、

「どのEVを、いつ充電するか」
「太陽光の電力をいつ蓄電池へためるか」
「蓄電池からいつ放電するか」

といった電力制御も将来的には重要港湾倉庫の大きな屋根を発電場所に「人・モノ・エネルギー」がつながる次世代港湾へ

永輝商事が考えているのは、個々の商品を単独で導入することだけではありません。


LED高視認性ベストによる夜間作業の安全性向上

モノ
EVコンテナトラクター、EVトップリフターなどによる港湾物流の電動化

エネルギー
EV充電ステーション、蓄電池、太陽光発電、ペロブスカイト太陽電池、EMS

この3つをつなげることで、「安全・効率・脱炭素」を一体として考える港湾物流が見えてきます。

港の脱炭素化は、単純にディーゼル車両をEVへ交換するだけではありません。

EVを動かす電力をどう確保するのか。

その電力をどう蓄え、どう効率よく使うのか。

そして、大型機械と人が共存する港で、作業員の安全をどう高めていくのか。

これらを一つの仕組みとして考える必要があります。

永輝商事が考える未来の港

今回ご紹介したものは、永輝商事が横浜港などへすでに導入している設備ではなく、これから港湾会社・物流会社・関係事業者の皆様と検討していきたい将来構想です。

LED高視認性ベストからEV荷役機械、EV充電設備、蓄電池、太陽光発電まで。

「夜間作業をもっと安全にしたい」
「港湾荷役機械のEV化を検討したい」
「EV化したいが電力容量が心配」
「港湾施設の屋根をエネルギーに活用できないか」

こうした課題をお持ちの事業者様と、現場の条件を確認しながら一緒に可能性を検討していきたいと考えています。

港の安全とエネルギーを、別々ではなく一つの未来として考える。

人・モノ・エネルギーがつながる次世代の港湾物流へ。
永輝商事は、その可能性を探っていきます。


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