ネズミ1匹で会社が止まる!?今すぐ事業者が知っておきたいネズミ被害と対策マニュアル

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そのネズミ、放っておくと大損害に

ネズミなんて、ちょっと不快なだけでしょ?と思っていたら大間違い。実は、ネズミが原因で「停電」「火災」「商品廃棄」「営業停止」など深刻な被害が起きています。

この記事では、ネズミによるトラブルとその対策を、事業者向けにわかりやすくまとめました。

ネズミが引き起こす3つの大きなリスク

衛生トラブルで営業停止も

  • フンや尿、毛が食品や商品を汚染します。
  • 飲食店や食品工場では、保健所からの指導や営業停止に繋がるケースも。
  • ネズミにくっついてくるダニやノミが人に被害を与えることも。

設備の破損や火災リスク

  • ネズミは配線やLANケーブルをかじります。これが原因で停電や火災になることも。
  • 天井裏や壁の中に巣を作り、断熱材を汚して建物が傷む。
  • フンや尿のせいで悪臭が残り、修繕費がかさむこともあります。

信用低下や従業員のストレス

  • ネズミが出たことで、お店や会社の信用がガタ落ちになる可能性あり。
  • 何度駆除しても再発したら、社員のモチベーションも下がってしまいます。

実際にあったネズミ被害(事業者のケース)

被害内容影響
倉庫の段ボール内に巣を作られた商品が全部廃棄、取引先からの信頼を失う
オフィスのLANケーブルをかじられた業務が丸一日ストップ、復旧に高額な費用
飲食店の厨房でネズミが目撃された保健所からの指導、営業停止、売上ダウン
工場の天井裏がフン尿で汚染断熱材の全交換で修理費が100万円超え

ネズミ対策にかかる費用(事業者向け)

項目費用の目安備考
ネズミ駆除(点検・封鎖・清掃など)10〜50万円規模や再発状況で50万円以上かかることも
建物修理(壁・配線・断熱材など)10〜100万円以上範囲が広いと100万円超える例も
消毒・消臭作業1〜5万円ほどにおいが残ると営業に支障が出ることも
商品・在庫品の廃棄数万円〜数十万円食品汚染での全廃棄リスクあり

ネズミが出やすいタイミングと場所

出やすい時期

  • 10月〜3月の冬場:寒さから逃れて暖かい建物に侵入。
  • 春と秋:繁殖期でネズミの動きが活発に。

出やすい場所

  • 食品工場、倉庫、飲食店など、食べ物やゴミが多い場所。
  • 長く使っていない段ボールや布が積まれている保管スペース。
  • 天井裏、床下、壁の中、配管まわりなど人目の届かないところ。

すぐできるネズミ対策4ステップ

ステップ1)侵入口をふさぐ

  • 壁・床・配管周り・通気口などにある隙間をチェック。
  • 隙間があれば金網やパテなどでしっかり封鎖。

ステップ2)整理整頓と清掃を徹底

  • ゴミ・段ボール・布などを放置しない。
  • 食べ物や残飯はすぐ処分し、密閉容器で保管。

ステップ3)定期点検で早期発見

  • フン、足跡、かじり跡がないか定期的に確認。
  • 半年に1回は専門業者に見てもらうのが安心。

ステップ4)駆除だけでなく再発防止もセットで

  • 駆除したら終わりではなく、環境整備・封鎖・定期チェックが重要。

事業所チェックリスト

以下の項目に1つでも当てはまるなら、すぐに対策が必要です!

  • 食品や在庫の保管に段ボールや古紙を使っている
  • ケーブルや配線にかじり跡がある
  • フンや足跡を見かけたことがある
  • ゴミの管理が甘い・ふた付きでない
  • 建物に隙間(10円玉くらいの大きさ)がある
  • ここ1年、ネズミの点検や対策をしていない

ネズミ対策は“経営防衛”です

ネズミの問題は「衛生トラブル」だけではありません。放っておくと、設備トラブルや営業停止、取引先からの信用失墜、社員のストレス増加など、会社の未来を左右する深刻な問題になります。

今すぐできる対策から始めて、ネズミのいない快適で安全な職場環境をつくっていきましょう!

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この記事を書いた人

永輝商事ブログはじめました。環境とエネルギーなどの情報をみなさんにお届け致します。また、プラスになる情報がありましたらご紹介させて頂きますので、ぜひご覧になってください。

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